２０代の息子とカップルに間違えられる５１歳の魔女

「夫が病死　自分も原因不明の病気になり 全身をガラスの破片で
　えぐられ続けるような激痛に苦しんだのに
　それでも２０代の息子とカップルに間違えられる５１歳の魔女」
◆魔女 南幸子さん　51歳

魔女は夫と男の子２人の４人家族だったが、夫に肝臓がんが見つかり
「良くなったら家族で温泉でも行こうな」と言っていた夫だったが
願い叶わず３３歳の若さで他界しました。

悲しみにくれる子供達、自分も泣きたい思いだったのですが
「どんなに苦しくても子供たちの前では笑顔でいよう。」と心に決め
知らない人にまで笑顔で「こんにちは！」と挨拶を交わす魔女でした。

ところが、看護師をしていた魔女が４６歳の時、腰や首筋に電流が
走るような激痛が。
ちょっと体に触れられただけでもガラスの破片でえぐられた様な
激痛が全身に広がり、痛む箇所は全身１８カ所にも。
病院での診断の結果、繊維筋痛症と判明しました。

これは原因不明で激痛が何年も続くことがあるという病気。
その激痛から魔女は次第に家に閉じこもるようになり、
いつでも笑っていようと決めていたはずの魔女から笑顔が消え、
二人の息子たちはどうすることもできませんでした。

さらにその激痛で、深いしわだらけの顔。
苦痛のため一日中表情をゆがませていました。

※顔が歪むとおよそ４０の筋肉が緊張しシワが出来やすくなるそうです。

そして顔全体の血流が悪くなり、表情筋が衰え、ほうれい線が
目立つようになりました。
苦しさのあまり顔を歪ませていたことが魔女を一気に老けさせて
しまったのです。

やがて激痛により心まで蝕まれていき、正常な判断力さえ奪われて
いきました。

ある日、長男が結婚を前提につきあっていた女性を連れてきたのですが
魔女は、（何なのこの女。私が苦労して育てたこの子を奪おうっていうの）
と思わず「出て行け。」と叫んでしまいました。

興奮が収まった魔女を襲ったのは激しい後悔ばかり。
あんなことなんで言ったんだろう。私が悪いんだ。私が。。。

そんな母を見て次男は
「母さん何言ってるの。母さんが悪いんじゃない。
　病気があんなことを言わせたんだ。」

そして次男は長男が小学校のときに書いた作文を見せた。
「題：ぼくのお母さん
ぼくのお母さんは明るくておもしろい人です。
お母さんの口ぐせは「人にあったら必ずあいさつをせんぎいかんよ。
あいさつのできん人はつまらんよ」と、ぼくたちに言うことです。
ぼくは、お母さんにまけないようにあいさつを上手になりたいと思います。｝

魔女は長男が書いた作文で、どんなにつらくとも笑顔を忘れないことを
思い出しました。たとえ痛みが全身を襲っていても。

※笑顔になると健康になる、若返ると言われますが、それは単なる
　言い伝えではなく、近年科学的に実証され始めている。
　医学界で顔面フィードバックと呼ばれ、病気治療の一環として
　笑顔や笑いが医療に取り入れられる例もあります。
　また笑うことで脳を活性化し、アルファ波が増加。精神を安定させ
　鎮痛作用もあるという。

笑顔を作り続けた魔女。次第に病院での治療も受けられるようになり、
少しずつ痛みが和らぎ始めまじめ、４年後看護師に復帰するまでに
回復しました。
今では長男と歩いていると、恋人と間違えられることもあるそうです。

まだ病気は完全回復していないのですが、この病気と戦っている
人たちに勇気を与えたいと、今回の登場となりました。



笑い療法というのもありますよね。
前に病気治療の合宿で「笑いの講座」を受けたことがありますが
最初はとまどっていた人も大声で笑ううちに心の底から本気で
笑えるようになってきましたが、男性はなかなか素直に笑えなかったような。

男の人は特に気を付けて笑うといいですよ～。
腹筋も使うからお腹のダイエットにもなりますね♪

仙谷由人官房長官、陰の○○もちょっと笑ってみたらどうざんしょ。

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